酒飲みと下戸は水と油

 私はアルコールが伴う「飲み会」が嫌いです

 もちろん飲酒を強要しないで、先輩や上司が奢ってくれる飲み会は例外ですけどね

 それ以外で挙げてみると
 ・帰るタイミング、二次会の存在とカラオケへの流れも回避しづらい
 ・朝や昼に飲み会ってあまりない、夜だと終電が気になって落ち着かない
 ・ファミレスに比べて居酒屋の照明は暗いので落ち着かない
 ・酒を飲む人間、飲まない人間で割り勘すると割に合わない
 ・女性は男性に比べ、あまり払わなくていいという時代錯誤な習慣がたまにある
 ・最終的に自分はいくら払うのか?わからない心細さ(会費制を除く)
 ・飲めなきゃ食えばいいってやつは矛盾してることに気づかない愚者
 (無理に食ったら食ったで、けっきょく支払い額が上がるだけ)
 ・せっかく話しても翌日スッカリ忘れられてることがあって、なんかしゃべり損な気分 
 ・飲めば飲むほど正常な判断が失われて話にならない
 ・最初の1杯ぐらい付き合いで飲まされると、その1杯で気持ち悪くて話にならない
 ・トイレが汚い(酔っ払いに絡まれる)など環境がよろしくない
 ・大人数が苦手(席が分かれるときも希望の派閥に入れるか不安)
 ・テンションが高くなりがちで、ついていけないときがある
 ・潰れるまで飲もうとか意味わからない
 ・飲めないやつが尻拭い
 ・酒飲みきてサービスとか接客いちいち採点するミシュラン気取り  
 ・同じ話題の蒸し返しエンドレス
 ・全席禁煙の居酒屋とかもう世も末
 ・味が濃くて量が少ないメニュー表
 ・ノリがチャライ店員
 ・なぜシャブのようにアルコールは取り締まらないのか
 ・酔っ払って記憶をなくすほど勿体ないものはない
 ・店を梯子するなら降ろしてくれ
 ・無礼講ってことはもう帰ってもいいですか
 ・行きたい意志はあるけど行くのが面倒
 ・近所のファミレスで朝までフリードリンクが一番楽
 ・ビデオ通話での参加枠を設けてほしい
 ・4人以上の集まりは自分いなくても成立するのではないか
 ・酒を酌み交わすことが通過儀礼かつ神聖視されすぎ

 ・・・などなど


 「酒は百薬の長」なんて言葉もあるくらいで、脳梗塞のリスクとか末梢血行改善みたいな医学的に立証された例もあるけど、飲みすぎの悪影響のほうが大きいというのが私の意見です。健康促進のボーダーラインは「日本酒3合まで」とか言われても、机上の理想論的な匂いしかしませんしね

 酒飲みのいう「本音をしゃべってる感」の正体とは?

 私が思うに、どう考えても下戸のほうが正常な素面であり、論理的な思考回路を維持したままフェアな会話ができる。逆にいえばアルコールを摂取することで脳の処理速度が落ちて、正確さを欠くので、仮に悪意があって誤魔化そうとしても結果的に人を欺きにくい。酒飲みはウソを吐くことができない、もしくは下手になってしまうので本音をしゃべってる感に繋がるのではないか?つまりこの迷信を高らかと掲げている酒飲みさんは、ひとに裏切られるのに怯えている臆病でかわいそうな人種なので、下戸の私たちは弱いものイジメにならないよう優しく見守ってあげよう、という下から目線で攻めればOK