2013上半期の総括

 個人的に選ぶベスト30は以下のとおり

第01位『翠星のガルガンティア』13話「貴官の最後通告に返信する、くたばれブリキ野郎」
第02位『進撃の巨人』13話「そこをどこえええっ!」
第03位『革命機ヴァルヴレイヴ』12話「人間め」→「お兄ちゃん」
第04位『常住戦陣ムシブギョー』10話「ヒトを忘れた我が身が憎い、貴様ら無事ここから帰れると思うなよ」
第05位『ROBOTICS;NOTES-ロボティクス・ノーツ』15話「おでこにしますか?それともほっぺにしますか?それとも唇?」
第06位『新世界より』25話「ヤコマルではない、私は人間だ!」
第07位『変態王子と笑わない猫』12話「お前もこっち側だろ?」
第08位『とある科学の超電磁法S』05話EDの流れ
第09位『革命機ヴァルヴレイヴ』08話「何が半分こだ、その甘さが…」
第10位『さくら荘のペットな彼女』18話「この小さな町には宇宙人であるお前さんの仲間はおらんようだ」

第11位『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』11話「人、よくみたら片方楽してる文化祭」
第12位『とある科学の超電磁法S』12話EDの流れ
第13位『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』06話「黒ウサギは対等な条件でのゲームを望みます…」
第14位『新世界より』24話「あ、う、うう…」
第15位『はたらく魔王さま』03話「どうしてよ、どうして…魔王が人を助けるのよ」
第16位『進撃の巨人』01話「行かないで」
第17位『翠星のガルガンティア』04話「真水は貴重なんだよ」
第18位『革命機ヴァルヴレイヴ』07話:櫻井アイナの死
第19位『新世界より』16話:サキの涙
第20位『革命機ヴァルヴレイヴ』04話「なんだこの感覚。久しぶりだ、笑ったのは」
第21位『進撃の巨人』04話「よう、5年ぶりだな」
第22位『ROBOTICS;NOTES-ロボティクス・ノーツ』12話「友達になって」の後に祖父の名を吹き込んで仲直り
第23位『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』01話EDの流れ
第24位『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』04話「ありえない、ええ、ありえないですよ…」
第25位『ラブライブ』01話「部活は生徒を集めるためにやるもんじゃない」
第26位(削除)
第27位『デビルサバイバー2』11話:ダイチの活躍
第28位『まおゆう』02話「自分の運命を掴めない存在は虫です」
第29位『マギ』13話:新OPとEDお披露目
第30位『たまこまーけっと』03話:朝霧史織と打ち解けあう







『マギ』13話:新OPとEDお披露目
 アモンの剣を形にすることに成功。モルジアナも合流してゾウやサルたち刺客を薙ぎ倒して謁見の間へ。今度は化け物ではなく正規の兵たちに阻まれる。そこでアブマド王に反旗を翻したのは副王のサブマドだった
ラブライブ』01話「部活は生徒を集めるためにやるもんじゃない」
 アイドル部を提案するも、5人いなきゃダメ、しかも目的を聞いて生徒会長「部活は生徒を集めるためにやるもんじゃない、思いつきで行動したって状況は変えられないわ」と言われて一時は断念するが。この生徒会長の言葉は、元々理事長に言われたことだっただけに心に沁みた(ちなみに本作は3話までしか視聴していない)
さくら荘のペットな彼女』18話「この小さな町には宇宙人であるお前さんの仲間はおらんようだ」
 宇宙人として学校のみんなから疎まれてる天才少女ミサキ先輩とジンさんの回想「この小さな町には宇宙人であるお前さんの仲間はおらんようだ。じゃがのう、その学校に行けば地球に流れついたお前さんの仲間がおるやもしれん。その学校に受けてみんか」仙人みたいな先生の言葉が胸を刺した
『ROBOTICS;NOTES-ロボティクス・ノーツ』15話「おでこにしますか?それともほっぺにしますか?それとも唇?」
 コナが気を利かせて捏造した雪を降らせたやつ。拡張現実の逆転劇!主人公も傘差して調子を合わせたり。喜びながらアイリ「おでこにしますか?それともほっぺにしますか?それとも唇?」翌日には機械仕掛けのゲジ姉に書き換えられていたが、注意事項の最後に「おでこにキスはしないでいいです」というバグが残っていた
新世界より』25話「ヤコマルではない、私は人間だ!」
 途中、作画厨じゃなくても「崩壊」を嘆かざるを得ない回が続いたが最終話は悪くなかった。自らの死と引き換えにしたキロウマルとの約束「女王だけは助けて」ということだけは健気に守ろうとしたサキや、不浄ネコの子猫と戯れるシーンには好感が持てたなど
新世界より』24話:要約「あ、う、うう…」
 悪鬼の前に鏡を作って、自分は人間なんだと教えてやる作戦は失敗したが、人間の言葉を介さない声とのギャップに萌えた
新世界より』16話:要約「結局見つからずサキは涙を流す」
 夢の中でシュンに探してはならないと告げらるなど、絶望的に捜索難航し期日を迎える。かまくらでサトルと希望的観測で語りつつも思わず泣き出す演出は素晴らしかった
問題児たちが異世界から来るそうですよ?』06話「黒ウサギは対等な条件でのゲームを望みます…」
 黒ウサギが黙っていたので3人でお出掛けに「あの問題児さま方はっ!」ということで追いかけっこ開始。十六夜と黒ウサギは「素敵なお説教」を賭けてタッチゲーム。謝罪がてらハンデを与えようという十六夜の提案に「黒ウサギは対等な条件でのゲームを望みます。正々堂々真正面から、黒ウサギは十六夜さんにお説教をするのです!」跳ね除ける黒ウサギの可愛気。総じて冗談半分で黒ウサギを挑発したが、その冗談をみんな冗談と受け取らないところが素敵に真面目にバカで良い
問題児たちが異世界から来るそうですよ?』04話「ありえない、ええ、ありえないですよ…」
 ゲームの商品として元仲間が出品されてたので取り戻す、その相手はガルドを操ってた金髪幼女の吸血鬼レティシアだった。しかし新しい買い手がついてゲーム中止?レティシアも石化されて連れて行かれる。「ありえない、ええ、ありえないですよ。ケンシンの象徴と謳われた黒ウサギをこうも怒らせるとは!」それに怒った黒ウサギがカッコいい。ちなみに扉をぶっ壊して帰ってきた十六夜に対して「鍵、開いてたのに」普通に不思議がる耀さんも素敵
たまこまーけっと』03話:朝霧史織と打ち解けあう
 学校ではすぐ席を立ったがトイレの鏡に向かって「昨日は楽しかった」と笑顔でお礼の練習してるシーンが健気だった
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』11話「人、よくみたら片方楽してる文化祭」
 雪ノ下の姉妹だけが大爆笑。それがキッカケで終了後に「あなたを見ていると、無理して変わろうとするのが馬鹿らしいことに思えてくるわ」2人きりでちょっと話して帰りしな「また明日」と手を振ってくれるツンデレ開花の瞬間など
デビルサバイバー2』11話
 ヒビキの回想で親友ダイチの死亡フラグ確定かと思いきや、彼がヒビキ=友達のために今までにない大悪魔(邪鬼ジャックフロスト)を召喚して窮地を救ったのだから意外性
『とある科学の超電磁法S』12話EDの流れ
 美琴にとっては絶望的な結果だったけど、エンディングに入ってからの希望に満ちたバラし方というのが素敵なメタ演出である。禁書パートのインデックスがツリーダイアグラムを破壊していた時系列に繋がったわけだ。ほとんど知ってる内容だから退屈してたけど、その知ってる情報を利用しての「知らない美琴」目線が入ることでやれることもあるんだね
『とある科学の超電磁法S』05話「さよなら、お姉さま」
 今日は施設には帰らず実験するということで「さよなら、お姉さま」から急にダークな展開に。アクセラレータをレベル6にするための連続殺人の日常、意外にグロありつつ、最期カエルのバッチを握り締めてコンテナ圧死を目の当たりにして美琴は駆け出した。クラシック曲の挿入から雷&暗幕のEDクレジットなど壮大で素晴らし
革命機ヴァルヴレイヴ』08話「何が半分こだ、その甘さが…」
 正規のパイロットスーツを着ての初陣、ついに革命のタッグを組んで勝利を収めてピースが決まったがラストの回想でこぼれたエルエルフの悔し涙
革命機ヴァルヴレイヴ』07話:櫻井アイナの死
 やっぱり誕生日と妊娠の発表、そして人間の死に限っては許されるサプライズであり、むしろ少ない伏線のほうが効果が絶大である
革命機ヴァルヴレイヴ』04話「なんだこの感覚。久しぶりだ、笑ったのは」
 第三の選択としてショーコが独立宣言したくだりでエルエルフが漏らした台詞「ふふふ・・・なんだこの感覚。久しぶりだ、笑ったのは」というのは冒頭で「俺の予測はすでに予言だ。外れたことがあったか?」とかましていただけに心中察する
進撃の巨人』13話「そこをどこえええっ!」
 Aパートラストで眼鏡女の班長が駆けつけたくだり。もちろん冒頭のジャンが死んだ仲間の遺体から立体機動を回収してマルコたちの後方支援を受けて生還直後のタイミングで大岩を担いだ巨人化エレンの足音が響いた「どすん、どすん、どすん」って足音がまるで心臓の鼓動のようで高鳴った
進撃の巨人』04話「よう、5年ぶりだな」
 駆逐してやる、一匹残らず・・・という気迫で一人、立体機動を駆って「目標目の前、超大型巨人、これはチャンスだ!絶対逃がすな!」と巨人の顔前に立ち挨拶する「よう、5年ぶりだな」
進撃の巨人』01話「行かないで」
 母親の肉体が食いちぎられ、花びらのように血液が舞うシーンの鮮やかさ。「生き延びるのよ!」と叫びつつ口を押さえて「行かないで・・・」と漏れる本音の人間臭さがとてもいい
翠星のガルガンティア』04話「真水は貴重なんだよ」
 統率の取れていない無秩序な住民たちが突如「雨」が降って、みんな一致団結「真水は貴重なんだよ」自然な流れで雨を溜める作業に
翠星のガルガンティア』13話「貴官の最後通告に返信する、くたばれブリキ野郎」
 ただちに初期化、再起動せよというストライカーに対するチェインバーの名台詞。ちなみに電池切れで船員を追い出したピニオンの捨て台詞も良かった。「逃げられるやつは逃げるに越したことはねえよ。なあ兄貴、そう思うだろ?」と髪を梳かしながらクールな男らしさやツンデレ女帝の「四の五の言わずに展望台に出るのです!」など最終話ならではのてんこ盛り。なるほどパスカルの言う通り「人間は考える葦である」と