甘くなくて美味しい(笑)
『マツコ&有吉の怒り新党』
テレビ朝日 毎週火曜 25:21〜25:51
今週放送(2011.9.13OA)された投書「グルメレポートに対する不満」より。
肉、魚、野菜、何を食べても「甘みがあって美味しい」と言う世間。
甘みがある、と言えばいいと思ってる?逆に甘いケーキを食べれば「甘くなくて、美味しい」と言う始末ですー
そんなお怒りの投書。
・・・痛いところをついてくるな、と素直に笑う有吉先生。彼もまた売れない時代「食レポ」の経験があったらしく、同じような疑問を抱きつつも便利な魔法の言葉を口にしていたようだ。「肉を食べるとトロみたい、トロを食べると肉みたい」このへん修辞法の撞着語法にも似てるね。
いまさら揚げ足取りのつもりはありません。このやりとり見ててちょっと思ったこと。これとは直接関係ないけど、例えば美人の形容詞。「人形のように美しい」と賞賛するけど、「人形って怖くね?」と思っているボクとしては激しく共感したのであります。
小説や映画などの褒め言葉に「先が読めなくておもしろい」という感想がある。
だけど、人生に置き換えると「先が見えない人生」だ。決して面白くはないだろう(笑)
「ピュアな少年」と持ち上げられ「ピュアな中年」は嫌悪される。
「カワイイは作れる」くせに、ただし整形は除く。
競馬のパドック情報を聞いてると、馬体の評価に「落ち着いている」と言う、かたや「元気がない」という馬もいる。どっちも「静かに歩いているだけ」なのに、この違いはどこにあるのだろう。専門家はもっとつぶさに説明してくれ!
・・・など