え?食べるの?

〜先月お昼の番組いいとものコーナにて〜

 皿に残った最後の1個は食べる?食べない?

 というテーマで、世間的にはどちらが多いのかを当てるアンケート形式のゲームだったのですが。タモさんや他の芸人&タレント出演者、そして観覧のお客さんをはじめ、残すのは「もったいない」理論で食べるの圧倒的勝利に終わってました

 このやりとりを見てて、ボクは思わず「え?そっちの価値観?」と軽くひとりツッコミ。てっきり他の人(この場合は一緒に食卓を囲んでいた友人など)に気を使って「食べない」つまり「他の人に食べるのを譲る」という発想しかなかったのです。逆にいえば、食べたいけど食べたら悪いみたいな

 食べるを選んだ多数派の意見を聞いてみて、まず連想したのが食べ放題などのバイキングorビュッフェ。一定の時間制限が設けられ、そのあいだに食べるだけ食べる。初期投資と逆算して元を取らないともったいない。こういった貧乏根性のような価値観はいつから生まれたのでしょうか(笑)

 本物の貧乏人(自称)から言わせていただくと、どうも腑に落ちない。なんか出発点が間違っているぞ!もったいない的な経済スタンスはどこから来たんだ。戦前の強制ダイエットからリバウンドに転じた結果、飽食文化なんかと結びついてアレになってる感じ?それか最初の設問に戻って「皿に1個だけ残っている状態」を考えてみる。それは「頼みすぎ」だけじゃ起こりません。偶数と奇数のミスマッチなどでお互い牽制しあってる三国志みたいな状況だってあります。逆にいえば、なくなったら追加すればいいじゃん?があるから許容量を越えたメニューがテーブルに並ぶのでしょう。まあなんて裏山!