投票しよう!なんて喧伝しないで

 私は今まで一度も投票したことがありません

 前々回の衆議院だったか?参議院だったか?忘れましたが、その昔・・・まわりの友人に勧められて興味本位で一度だけ投票所に行ったことはあります。ただ、そこで私がまず驚いたのは「自民党という政党がない」ということでした。もちろん何かの略称だろうな、とは薄々気付いていたのですが、それがイコール自由民主党というのかピンとこなかったのです。しかも、それとは逆に民主党というのも何かの略称かと思っていたらこちらはそのままだったのです。というか、この民主党というのが自由民主党のことじゃないの?と自問自答をしているうちに投票意欲がそがれました。さらに国民審査という裁判官の名前も初めて聞く人たちばかりで、これにバツを書いたら罷免されるそうですが、罷免ってなに?と質問を重ねなければなかった記憶があります

 だから、投票しよう!なんて安易に言わないほうが・・・と思うんです

 むしろ私のように「バカは投票したらダメ」ともっと周知徹底したほうがいいんではないか。せめて無知の知を。といっては怒られそうなので自粛しますが。期日前投票というんですか、ちょっと非常勤でバイトしたことがあるんですが、そこで目にした現実というのも私をいっそう投票所から遠ざけることになりました。例えば、子ども連れで投票しにきた親子がいます。彼らはどうやって投票したかというと、3〜4歳の我が子を抱きながら立候補者名簿のほうに指をむけ「どれに投票したい?」とかコックリさんみたいな真似事をして決めていたのです。かと思えばPSPやりながら投票していた大学生らしき若者もいましたし、小選挙区っていうんですか、あれの投票者名簿なんて特にすごくて初めて見るような顔する人ばっかりなのです(ここは私も密かに同意せざるを得ませんでしたが)

 まァ、さておき、こんな情弱なイチ有権者の戯言ですね

 皆さん、がんばって投票しましょう